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レッカー作業情報

≪Chaper12≫ 本来エアーツールが持っているスペック性能を最大限に生かす

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エアー工具
 

 今回は、大型インパクトレンチ、エアーツールを使用する時、目立たないですが、非常に重要なアイテムの一つを紹介いたします。近日、レッカー作業を行うにあたり、タイヤ交換、シャフトの脱着など、エアーツールを使用すれば短時間で作業ができ、作業時間を大きく短縮できます。またエアー制御の部品が増えることで、レッカー車の装備としてエアータンクを装備、またはコンプレッサーを搭載するようになってきました。しかし、スペースの問題で巨大な容量のエアータンクを積むことはなかなかできません。となれば限られたエアーを効率よく利用することが必要になってきます。効率を考える上でホースを太くしたりしますが、手軽に大きく改善できる方法があります。


 エアータンクより出た空気はまず、大体10気圧前後に調圧されます、シンプルな経路でも第一カプラー、エアーホース、第二カプラー経て、そしてエアー工具を動かします。この経路間で抵抗を受け、能力が低下することを圧力損失といい、この経路が多ければ多いほど低下していきます。電気抵抗、電圧降下と同様によく言われることですが、エアー工具を使用する時に空気の圧力と流量が損失し、エアータンクから排出された10気圧のスペックが手元の工具に発揮できないということです。

スイス製オエティカ スイングカップリング
オエティカ スイングカップリング

 オエティカ スイングカップリングはこのカプラー間をエアーが通る際の圧力損失、抵抗を最小限に防ぐカプラーです、独自のスイング機構によって、耐久性も格段に向上させています。また、高圧力時の脱着作業も非常にスムーズにでき、手袋等をしたままでもロックを外しやすく、スイングを回すことにより外す二重安全装置、さらに残圧を抜くことによりカプラー外す際の鞭打ち現象を解消できます。メンテナンスに関しても市販のOリングを交換するだけで、長期の使用にも対応できます。

 


一般的なエアーバルブ

一般的なエアーバルブ写真
 

 一般的なエアーバルブは構造上エアーが迂回してバルブの中を通ります。問題なのは、多くの流量を必要とするタイヤインパクトレンチ、エアージャッキ、エアーマットなどを使用すると、どうしても抵抗となり、圧力損失がおこってしまいます。

オエティカ カップリング

   
図面 カプラー装着でも抵抗がない カットモデル 危険な鞭打ち現象
図面 カプラー装着でも
抵抗がない
カットモデル 危険な鞭打ち現象

  図のようにカプラーを接続した状態でもエアーラインが確保され、圧損を最小限に防ぐことができます。
 また、取り外す際に残圧放出させる機能があり危険な鞭打ち現象を回避できます。

接続の仕方

簡単にカップラーを差し込める スライドさせる ロックがかかれば終了
簡単にカプラーを差し込める スライドさせる ロックがかかれば終了
 

取り外し

ロックを外す 残圧が抜ける 取り外せる
ロックを外す スライドさせると残圧が
プシューと抜ける
簡単に取り外せる

※女性でも脱着が簡単にできる使いやすさ

 

某大手自動車工場 配管圧力・エアーライン流量・動圧データ

某大手自動車工場 配管圧力・エアーライン流量・動圧データ
 

※ さまざまな用途に合わせて、各種サイズを取り揃えております。弊社 東京SHOWCASEまでお問い合わせ下さい。また類似品にご注意ください。

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